「便利すぎて、昔の作業方法に戻れない」スマートリールラック®で入出庫を劇的に改善!
今回ご紹介するのは、岡山県に工場をお持ちの三和電子株式会社様の事例です。
新たな製品を生産するにあたって、三和電子様では業務の効率化、特に電子部品の入出庫の効率化が必要な状況でした。
スマートリールラック®は、その様な状況を改善するのにどのように役立ったのか、また導入にあたってポイントは何だったのか、本ページでご紹介します。
導入前の背景・課題と導入後の効果
課題解決までの道のり
背景
同社の担当責任者様が、ニーズに合う収納システムを探されたところ、当社のスマートリールラック®にたどり着きました。当社のHPの動画を見て、同社の作業方法の改善に寄与できると考えた担当責任者様から当社に問い合わせを頂きました。
同社は新規の生産の請負が増え、部品の入出庫の効率化や収納場所の省スペース化が課題でした。従来はスチール製のラックに部品を収納し管理していましたが、固定ロケーション管理だったため、部品のピッキングに時間がかかっていました。また、使用後のリール(端数品)は再度収納する必要があり、先入れ先出しを行うために、収納順序を意識した収納作業を行う必要がありました。更に、月一回の棚卸では、5~6人で1日かけて行っており、全体的な倉庫業務の効率化が必要でした。
上記の課題を抱えていた同社では、リール収納の効率化ができないかと検討されていました。リール収納では、他にタワー型の収納庫があり、同社でも把握していましたが、費用対効果の面で導入は難しいと考えていました。
提案
- ・当社のHP経由でご連絡を頂き、まずは当社のスマートリールラック®の通常仕様でご提案致しました。
- ・その後、同社のニーズ・予算をヒアリングし、ハード面(ラックの幅等)やソフト面(入出庫や在庫管理のシステム等)のカスタマイズに対応し、お客様のご希望に沿った仕様で納品致しました。
スマートリールラック®とは
スマートリールラック®は、電子部品収納ラックをデジタル化し、ラックに個々の電子部品位置情報を持たせることで、従来のリール管理の作業性を大幅に向上させる新しいラックシステムです。
スマートリールラック®は、入出庫対象電子部品リールの場所をLEDが点滅することで快速入出庫を可能にし、これまで時間を要していた入出庫作業時間を短縮できます。また、電子部品リールのデータをシステム管理し、先入れ先出し(FIFO)をサポートします。加えて、フリーロケーションで入庫できるため、倉庫省スペース化にも貢献します。
課題解決に向けたポイント
顧客がお持ちの課題解決(省スペース、ピッキングのしやすさ、棚卸の時間短縮、etc)はもちろんのこと、それに加えて下記に対応できることがポイントでした。
・同社の持っている在庫管理システムとの接続・連携が可能であること
・操作が簡単で、オペレータが使いやすいこと
・リール径・厚みの違いに対応した棚(リール径:7~15インチ、厚み:8~72mm)が準備できること
・ラック及びリールへのランプの点灯*により、部品を探す時間が簡単であること*下記参照
・間違えてピックアップした場合、オペレータに知らせることができること
・費用対効果が高いこと
評価いただいたポイント
下記のようなご評価を戴いております。
・日系企業ならではの良質のサポートサービスなど、安心感があること
・他社製の全自動ラックよりも、リーズナブルで多くのリールを収納可能であること
・入出庫時間が1/5に短縮できること
・ラックサイズがコンパクトでありながら、多くのリールを収納でき、収納能力が高いこと
以前は5,000本のリールを5m×26mのスペースが必要でしたが、スマートリールラック®を導入してからは、なんと3m×6mのスペースで管理可能!
★大容量・低コスト・高機能のスマートリールラック®について、同社から「便利すぎて、もう以前の作業方法に戻れない」とご好評頂いております。
★初回でラックを5台導入後、ご満足いただいた結果、3回リピート導入いただき、現在16台(15000本管理)にて運用中です。また、ラック導入に加え、ソフト改修も実施されました。
★スマートリールラック®は導入後、運用状況に応じてラック追加及びソフト改修(機能追加)ができます。そのため、投資額を抑えたSmall Startをご希望のお客様にご好評いただいております。
関連情報
この製品を扱う事業
実装プロセス事業
幅広い商品力と高い技術力で、お客様に最適な実装プロセスソリューションを提供します。