「新人でも、ベテラン並みのスピードで。」
スマートリールラック®20台導入で、入出庫工数・スペース・棚卸し作業を一気に最適化。
スマートリールラック®20台導入で、入出庫工数・スペース・棚卸し作業を一気に最適化。
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~倉庫スペース 320㎡ → 63㎡(約80%削減)、
入管理作業員10名 → 6名(4名削減)を実現したペナン工場の挑戦~

【事例概要】
世界中に製造拠点を持つ日系EMS(電子機器受託製造サービス)企業のマレーシア・ペナン工場にて、
スマートリールラック®(以下、SRR)20台+X線電子部品カウンター「iNsight-2000 Plus」を導入。
FIXロケーション運用に起因する「属人化」「スペース非効率」「棚卸し負荷」の3課題を解決し、
次のステップとしてStock Point集約による在庫最適化を見据えています。


【課題】FIXロケーション運用が生んだ3つの非効率
属人化した入出庫
棚位置を覚えたベテラン頼み。新人は目視→品番確認→QRスキャンの多重チェックに時間を取られる
倉庫の肥大化(320㎡)
固定棚ではリール径・数量に応じた柔軟な収納ができず、デッドスペースが大量発生
探すだけの棚卸し
在庫データに「倉庫」程度のロケーション情報しかなく、担当者が変わるたびに現物探索で工数が膨大化
【導入後の効果】3つの数字で見るインパクト
| 指標 | Before | After | 削減効果 |
|---|---|---|---|
| 倉庫スペース | 320㎡ | 63㎡ (4.5m × 14m) |
約80%減 |
| 入出庫作業員 | 10名 | 6名 | ▲4名 |
| 入出庫作業 | 目視+スキャン | LEDナビのみ | 新人即戦力化 |
さらに、SRRから出力される在庫リストにラック番号・スロット情報が紐づくため、
棚卸しは「探す作業」から「数える作業」へ変わりました。
【なぜスマートリールラック®だったのか】

JFE商事エレクトロニクスでは、棚種別の比較検討(通常棚 vs タワー型 vs SRR)を通じて最適構成をご提案。
決め手は、SRR単体ではなく X線部品カウンターとの組み合わせによる相乗効果 と、グローバルEMSという特性に合致した以下の優位性です。
| 比較軸 | 通常棚 | タワー型 | スマートリールラック® |
|---|---|---|---|
| フリーロケーション | × | ○ | ◎ |
| メンテナンス性 | △ ESDアース用ネジの錆び・脱落の継続メンテが必要 |
△ 摺動部・可動部のメンテ工数が膨大 |
◎ メンテフリー |
| 多拠点展開時の 追加コスト |
- | ソフト個別開発 | 基幹システムが共通なら 追加開発費ほぼ不要 |
・LEDナビによる作業の標準化 ― 経験年数を問わずベテラン並みのスピードを実現
・フリーロケーションでスペースを再配分 ― 削減した257㎡を生産活動へ転用
・メンテナンスフリー設計 ― 通常棚・タワー型に対し運用負荷が圧倒的に低い
・多拠点展開コストがほぼゼロ ― 1度開発すれば他拠点へ追加コストなく横展開可能
【お客様の声】
- ・入出庫時の効率UP―LED点灯で出庫先が一目瞭然、新人でも初日から戦力に
- ・倉庫スペースを大幅削減し、空いた面積を生産用途へ転換
- ・棚卸し担当が変わっても 探索ロスがゼロ に
- ・メンテフリーで日常運用が圧倒的にラク
【次のステージ】Stock Point集約で在庫そのものを減らす
本工場では、現在「倉庫(Store)」に設置しているSRRを、将来的に製造ライン(SMT)側へ移設する構想を進めています。
Stock Pointを2か所→1か所に集約し、材料在庫そのものの削減を狙います。
| 項目 | AsIs(現状) | ToBe(将来) |
|---|---|---|
| 物流フロー | 受入 → 倉庫(SRR) → 製造 | 受入 → 製造(SRR) |
| Stock Point数 | 2か所 | 1か所 |
| 材料在庫 | 各現場で保持 | 集約により削減 |
これを可能にするのは、SRRがもつ ①省スペース性/②LED即時ナビ/③入庫時のスロット自由度 の3要素。
SRRは単なる保管装置ではなく、EMSの物流・在庫戦略そのものを再設計する基盤として機能します。
スマートリールラック®とは
スマートリールラック®は、電子部品収納ラックをデジタル化し、ラックに個々の電子部品位置情報を持たせることで、従来のリール管理の作業性を大幅に向上させる新しいラックシステムです。
フリーロケーションによる収納密度の最大化とデッドスペース削減
基幹システム連携によるリアルタイム在庫管理/FIFO運用
メンテナンスフリー設計(可動部なし、ESDアース構造の常時メンテ不要)
拠点・倉庫が複数あるユーザーでも、ソフト開発を一度行えば横展開で追加費用を抑制可能
スマートリールラック®の詳細はこちら
関連情報
この製品を扱う事業
実装プロセス事業
幅広い商品力と高い技術力で、お客様に最適な実装プロセスソリューションを提供します。
